肩関節周囲炎のセルフケア箇所
2020年05月13日 13:53:00
こんにちは、女性専用出張リラクゼーションもみ恷のNAOです。
最近は天気が良くて、洗濯物がよく乾きますね。
さて今日ご紹介するのは、肩関節周囲炎のセルフケアについてです。
40代~50代の方がよく発症する肩関節周囲炎、通称四十肩・五十肩ですが、
洗濯物を干す為に腕を上げたり、服を着脱するのに動かしたりすると肩回りが痛い、ある一定の範囲でしか動かせられない
というのが、肩関節周囲炎です。
四十肩・五十肩と言われるのは、40代から50代の年代で多く発症しているからたそうで、
四十・五十の違いは、年齢ではなく上がり具合(可動範囲の角度)で決まると聞いたことがあります。
そんな肩関節周囲炎は、治まるまで時間が掛かり、人によってはなかなか治らず悪化したという話もチラホラ…。
この違いは何なのか?一概には言えませんが、やはり普段からマッサージなどでケアしていたかどうかというのも
関係しているように思います。
とはいえ女性は毎日忙しい、そんな方でも隙間時間に手軽に行えるセルフケアの一つ目が合谷のツボ押しです。
合谷は親指と人差し指の間にあるツボで、万能ツボとも言われています。
肩関節周囲炎は、日常で腕や指先をよく使われる人が溜まりに溜まった疲れが痛みとして表れています。
なのでまずは指のケアとして、ここを気が付いた時にほぐしてみて下さい。
これなら腕を上げることなく続けられます。
肩関節周囲炎のセルフケア箇所二つ目は脇のマッサージです。
肩や腕を動かすとき、皆さんよく気になるのは肩甲骨だと思います。
確かに肩甲骨は腕の可動には関係しているのですが、その他にも胸筋や脇といった部分も関係しています。
特に脇は普段気にすることが少ないかもしれませんが、
リンパをろ過する役割や太い血管が通っていたり、何より皆さんがよく気にされる肩甲骨の裏側は脇の一部です。
下から脇をつまんでマッサージしてみて下さい。 大体の方はかたくなっているので効きます。
脇は皮膚も薄くデリケートな部分なので、強さはあまり強くなく、イタ気持ちいいくらいで大丈夫です。
ここがほぐれると上げるのが少し楽になり上げやすくなります。
肩関節周囲炎のセルフケア箇所3か所目は胸筋です。
鎖骨の下辺りの大胸筋や、肩関節のくぼみの小胸筋を摩ったり軽くもみほぐしましょう。
腕を動かす時、何かを提げるときなど胸筋にも力が入り使っています。
更に胸筋は肩関節周囲炎だけではなく、肩こりのひとにもここのセルフケアは有効です。
肩が凝っている方、姿勢が悪くなりがちな人は胸筋が縮んでいる傾向にあります。
胸筋が伸びると背筋がのびやすく、肩関節の可動範囲が広がります。
胸筋をマッサージして、肩関節の動きをよくしましょう。
肩関節周囲炎のセルフケア箇所ラスト四ヵ所目は、曲池・手三里・尺沢です。
この3つのツボは肘周りにあり、指先を使ったり力が入ると肘から手首にかけての筋肉が
関係してくるのですが、その筋のケアとしてこの3つのツボのマッサージが有効になってきます。
肩関節周囲炎になると、ついつい肩回りばかりに気がいってしまいますが、
肩回りへの負担は、指先や肘関節を動かしたときにもかかってきます。
間接的に関係している部分もマッサージしてケアすることで、肩関節周囲炎の回復にも繋がります。
以上が気付いたときに簡単にできる肩関節周囲炎のセルフケア箇所でした。
ぜひテレビを見ながら、湯船に浸かりながらやってみて下さい。
もちろんこれらのセルフケアだけではなく、定期的にマッサージやリラクゼーションを利用して
全体のケアも必要となりますが、少しでも皆様の症状が和らげれば幸いです。